コーチの心得
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試合に勝つ事は目標であり 試合に勝つ事が目的ではない。
子供達にとって勝つ事が目的かも知れないが、コーチにとっては子供達がずっとサッカーを続ける基礎を作る事が目的である。 -
主はあくまで子供達自身でコーチはアドバイザーにすぎない。
コーチが子供達を変える事が出来ると言う考えは、思い違いであり子供達自信で変える能力を持っている事を認め、引き出す指導が必要である。 -
正解は一つでない事を忘れてはならない。
サッカーには正解が一つと言う事はない。子供達の考えを大切にしよう。 -
何が出来るかではなく、何が出来るかを見てあげよう。
出来る事を伸ばし、出来ない事を自覚し挑戦するよう指導しよう。 -
子供は誉めて育てる。
怒ってばかりの指導では子供達がのびのびとサッカーは出来ず、子供達が自発的にサッカーが出来なくなる。 -
子供達にとってコーチは1人対1人の関係である。
子供達にたずさわるコーチは、その少年にとって最初に出会う指導者である。 -
サッカーの楽しさを伝える。
練習を楽しくする事はコーチの役目である。 -
サッカーは小学校で終わる訳ではない。
サッカーを一生の友に出来る様指導しよう。 -
ボールに対する技術は小学生時代に習得させる。
体力・持久力は中学からで、小学生時代はボール扱い運動神経の能力を上げる事を重点に指導しよう。 -
練習、試合での子供達の失敗を非難してはならない。
サッカーは手を使うスポーツと違い、ミスする事が大半のスポーツであり、そうでなければ点がいっぱい入るはず。子供達の失敗するのは当たり前と考え、子供達がいかに失敗が少なくなるかを考え指導しよう。 -
子供達が出来ない事を非難してはいけない。
出来ないと言う事を子供達のせいにするのではなく、日頃の指導力が足りないと言う事をコーチは自覚し指導しよう。 -
子供達が練習していない事を試合で要求してはいけない。
練習で指導していない事を試合で出来るはずが無い事をコーチは自覚し無理な要求をしない。
参考資料:「コーチの心得」より